ChatGPTのiOSアプリをスマホにインストールして課金して使用している。せっかく有料アカウントにしたのでパソコンやブラウザでも同じアカウントでログインして使いたい。そう思ってWEBブラウザからログインしようとしたのに、全くログインできない!そんなトラブルにお悩みの方に向けてこのページを執筆しました。
私はこのトラブルに見舞われ、最初の1ヶ月を無駄にしました。同じ悩みを抱える方に、まずは結論からお伝えします。以下の「Apple IDでログイン」を試してみてください。
※この情報は2024年11月の情報に基づいて記載しています。画面イメージなどは変更されて異なっている可能性がありますので、ご自身の環境に置き換えてお読みください。
Apple IDでログイン
ChatGPTのログイン画面に移動
WEB版のChatGPTのプロンプトを入力する初期画面の右上にある「ログイン」のリンクをクリックします。
Appleで続行をクリック
ChatGPTのログイン画面で「Appleで続行」をクリックします。メールアドレスを入力する必要はありません。

ーまたはー の下にある中に「Appleで続行」が見つからなければ「Apple IDでログイン」などの表現のあるリンクをクリックしてください。以下同様に、あなたの環境で見え方が違っていれば置き換えてご理解願います。
Apple Accountを入力
Apple Accountの認証画面に切り替わりますので「メールまたは電話番号」の蘭にあなたのApple IDを入力します。

Apple AccountはiPhoneでアプリをダウンロードするときなどに使用しているアカウントで、大抵の場合、Appleに登録した、あなたのAppleID(メールアドレス)です。
入力したら(→)をクリックすると次の画面に進みます。
Apple Accountのパスワードを入力
Apple Accountでの認証を進めるためにApple Accountのパスワードを入力して(→)をクリックします。

Apple AccountでChatGPTの使用を続けますか?と表示される場合は「続ける」をクリックします。

この後、初めてApple Accountでログインを試みた場合には、二段階認証が行われて、6桁の数字を要求される場合があります。その場合は、画面の指示に従って、指定されたコード(数字)をWEBブラウザの画面に入力してください。
認証のステップは利用環境により異なる場合がありますが、画面の指示に従って操作すればログインが完了します。
ログイン完了
自分のアカウントでログインが完了すると、WEBブラウザの画面の右上にイニシャルの入った円が現れ、ログイン状態であることが確認できます。

WEBブラウザでログインできなかった理由
WEBブラウザでログインできなかったのは、ChatGPTにはApple Accountでアカウントが作られていたにもかかわらず、メールアドレスで登録したものと思い込んで、メールアドレスでのログインを繰り返し試していたことでした。
もしあなたも、iPhoneのアプリで課金して使っているのにWEBブラウザでも使おうとすると使えない!と悩んでおられるなら、この方法で解消できるかもしれません。ぜひお試しください。
Oops! 問題が発生しました。から抜け出せない
筆者がハマったエラーメッセージは以下のメッセージでした。

一瞬だけ、Oops! から始まる英語のメッセージが表示され、すぐに上のような日本語に置き換わるエラーです。
「問題が発生しました。サインイン中に問題が発生しました。少し待ってから、もう一度お試しください。」と表示されます。
私の場合は、もう少し待とうが翌日まで待とうが解消することはありませんでした。
「メールアドレス+パスワード」でもログインはできてしまうので気づかなかった
筆者の場合は、はじめはiPhoneのWEBブラウザでChatGPTを使い始めましたが、その後、iPhoneにiOS用のアプリをインストールしてChatGPTを使い始めました。それから、このアプリ上で課金処理を行いました。
異なるメールアドレスでログインを試みようとするとアカウントが存在しないことでエラーになりますし、パスワードを間違っていればパスワードが異なることでエラーになります。ところが正しいメールアドレスとパスワードで一旦認証が成功した後に、上述のOops!エラーが発生していました。
このため、認証の問題だと気づくことできず、ネットワークのせいだろうか?、ルーダーのせいだろうか?、VPNのせいだろうか?、ブラウザのせいだろうか?、ブラウザのキャッシュをクリアしたら治る問題だろうか?、などと試行錯誤を続け、最後にはOpen-AIのチャットサポートにまで連絡してしまいました。それでも一次回答ではApple IDでのログインを案内していただくことはできませんでした。
パスワード変更もできてしまうので、認証の問題だとはゆめゆめ思わなかった
認証が正常に行われた後にOops!エラーが発生するのでログインは正常にできているようにみえ、その次のステップで何かしらの不具合が発生しているような動作をします。
このため、パスワードを変更しても意味はないと考えられるのですが、これも試してみたところ、なんとパスワードの変更も正常に行えてしまいました。
パスワードを変更後は、異なるパスワードを認識するとログイン認証が通過できなくなり、新しく設定したパスワードではログイン認証をクリアしたのちにOops!となってしまいます。
この動きからは、どうみてもアカウントとパスワードでの認証が正常に行えているようにしか見えませんので、アカウントが凍結されたか、WEB経由でアクセスしたときにだけ発生するサーバー側の不具合に巻き込まれているのではないかという疑心暗鬼に駆られ、正しい選択(認証方式を変更してApple IDでログインする)を思いつけませんでした。
まとめ
今回は、筆者がハマった事例と同じパターンで困っている方のお役に立てればと思って記事にしました。
Oopsエラーの一般的な対処方法はHelpチャットなどを参考にしてください。