秦野が震源の地震が起きた

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神奈川県秦野市。豊かな里山が広がるこの地が好きで何度も訪れています。
移住するなら、こんなところで小さな畑でも耕しながら過ごせたら・・・
そんなことを考えていた矢先、秦野を震源とする地震が立て続けに発生しました。

確かに神奈川県西部といえば、あの関東大震災の震源の近く。
今回の地震の震源ってどんなところなのだろうか。
私の好きな中井町からは離れているのかな。

ふと震源の場所を見てみたくなり、Google Mapで調べてみたところ・・・
何やら怪しげな場所に辿り着きました。

震源の近傍(GoogleMAP)

上のリンクは該当する場所をGoogleMAPで開くものです。
震源とされる場所は秦野丹沢スマートICから東に1kmほどにある畑の真下なのですが、
その北側にある、更地のように塗りつぶされた領域は一体なんでしょうか?

Google MAPは新しい画像に常に置き換わっていきますので既に変わっているかもしれませんが、
2024年8月16日現在、大津養蜂園の北100mあたりの場所一帯が灰色に塗りつぶされているように見えます。

この場所は「羽根森林資源活用拠点(仮称)」とされている土地です。
民間事業者から秦野市に2002年に寄付され、2021年11月に策定した「羽根スポーツ広場(仮称)用地に関する土地利用方針」で「森林資源の活用拠点を軸とした環境共生に資する土地利用」をコンセプトに活用を図ることとした、とされています。

このことは、羽根森林資源活用拠点(仮称)における土地利用構想(問い合わせ番号:16783-2050-1430 登録日:2023年4月4日)として秦野市のホームページにも、記載されています。

秦野市のホームページに記載されている資料によると、今後の予定は以下のように記されています。

2023年度 土地利用構想の実現化方策の検討、土地利用計画案の策定
2024年度 実施計画案の策定
2025年度~2027年度 造成工事・建築工事
2028年度 全体竣工・供用開始

土地につけられた道は2019年3月にはすでに存在していますので、ここまでの造成は秦野市が寄付を受ける前に民間事業者が整備したものと思われます。

Google Street Viewで見る限り、2024年1月とされている画像にはそれ以外ヒントになるようなものはありません。ただし、最近同じ場所をStreet Viewで見たという方の中には、建物らしきものがあったという話もあり、Street Viewからも情報が秘匿されているとすれば、とても不可解な状況です。

Google Mapの衛星画像は、軍事目的の施設だけでなく、ディスニーランドの特定の施設など外部に対して秘匿性の高い施設はモザイクがかかったり修正されて見えなくなっていたりすることがよくあります。

おそらくこの施設もその類ものではないかと考えられるのですが、秦野市が民間事業者からの寄付を受けてから9年も経ってようやく羽根スポーツ広場用地として利用の検討が始まった程度の山中の土地が、なぜわざわざ隠されなければならないのか。Google Mapで一般の人に見られたくないと行政が判断して削除要請しなければならないほどの秘匿性のある施設をなぜ秦野市が所有しているのか、不思議でなりません。

それにも増して、今回の地震。8/9の震度5の地震はN35.4-E139.1、その後同じ場所で5回の余震があったのち、なぜか今回はN35.4-E139.2で発生。この土地の関係性はおそらく何もないのだと思いますが、謎の土地が震源地の真上にあるという事実。なんだか気持ちが悪いのですが、地震とは分けてもこの土地が隠されていることの理由を、ぜひどなたか、秦野市議会で質問して明らかにしてほしいなぁと思ってしまいました。

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この記事を書いた人

ガイドのひろです。私は、新築で購入した高層階のタワーマンションを2年で売却。売却益を加えて購入したマンションを4年で売却したのち、土地を購入して漆喰仕立ての3階建て注文住宅を建てました。
一生に三度の自宅購入の経験をもとに住まいと暮らしに関する情報をお届けします。

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